自転車は、その気軽さや便利さの裏にさまざまな危険が潜んでいます。
自分がケガをするだけでなく、歩行者にケガをさせたり、財物を壊したりするケースもあります。
まずは、以下、①~③の事故のリスクをしっかりと認識し、
④ の「安全な乗り方と事故への備え」を読んで、より一層、知識を深めましょう。
確認用の習得度テストもあります!
① 自転車を取り巻く事故のリスク

・ 自分がケガをする
・他人にケガをさせる
・財物を壊す(損害を与える)
大きく分けてこの3つが、事故発生時のリスクになります。
② 自転車事故で問われる責任
自転車だから大丈夫。事故を起こしたとしても大事にはならない・・・・・。
そんな軽はずみな気持ちが、死傷者を出す重大な事故につながります。
・道路交通法上、自転車は車両の一種(軽車両)です。
法律違反をして事故を起こすと、自転車利用者は刑事上の責任が問われます。
・相手にケガを負わせた場合、民事上の損害賠償責任も発生します。

※交通事故を起こした場合には、上記2つの責任のほか、被害者を見舞い、誠実に謝罪するという
「道義的な責任」を果たすことが重要です。
③ 自転車事故に備える
自転車事故による損害賠償責任に備える保険があります。
どのような保険に入っておけばよいのでしょうか?
自転車事故による損害賠償責任は「個人賠償責任保険」で、また、自分自身のケガは「傷害保険」でそれぞれ補償されます。加入している保険の補償内容をご確認ください。


■ 個人賠償責任保険や傷害保険では、自転車事故のほか日常生活における事故も補償対象となりますが、
交通事故や、自転車事故のみに限定しているものもあります。
■ 個人賠償責任保険は、傷害保険、火災保険、自動車保険などの特約としてセットすることが一般的ですが、
特約の名称は保険会社ごとに異なる場合があるほか、保険会社によっては取扱っていない場合があります。
④ 安全な乗り方と事故への備え
■ 以下冊子は、国が定めた「自転車安全利用五則」を中心に、自転車を運転するときのルールや基本的な
マナーなどについて、わかりやすくまとめてあります。
過去における自転車事故による加害事故例も掲載していますので、ぜひご一読ください。
⇒ (PDF)知っていますか?自転車の事故~安全な乗り方と事故への備え / 参照:日本損害保険協会
⇒ (Excel)自転車ルールの習得度テスト / 参照:都民安全推進部
■ 自転車乗用中の死傷者数は、20歳未満の若年層と65歳以上の高齢者層で約半数を占めています。
(警視庁交通局データによる)
上記冊子内容は別居のご両親などとも共有いただき、お子様には下記冊子をご利用の上、ご家族全体で、
自転車事故の安全と備えについて、話し合う機会を持つことも大切です。
⇒ (PDF)小学生のための安全自転車教室 / 参照:日本損害保険協会
まとめ
自転車は手軽で身近な存在であるからこそ、守らなければならないルールや安全な乗り方について常日頃、意識することが重要です。
万が一に備え、家族に必要な保険加入についても再確認しましょう。
(引用文献:日本損害保険協会)
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