がんの5年生存率は大きく改善しており、
「がんは治る時代」になりました。
進化・多様化している
「がんの治療方法」について、ご参考ください。
■治療方法
主に行われる治療方法は、手術、放射線治療、抗がん剤・ホルモン剤治療で、「三大治療」と呼ばれています。
がんの種類やステージ、体の状態、年齢などに応じて治療法を選択したり、複数の治療法を組み合わせる場合もあります。
<組み合わせて行う治療の例>
①放射線治療 × 手術
できるだけ放射線治療でがんを縮小させた後、
少ない切除範囲の手術を行う
②手術 × 抗がん剤
手術後の転移や再発の可能性を下げるために、抗がん剤治療を行う
■治療スタイルの変化
入院治療から通院治療が増加しており、今までどおり家族と一緒に生活したり、仕事を続けながら、
がんと闘えるようになっています。
"がんといえば、入院"という治療イメージがありますが、
新しい治療薬が登場し、副作用対策が進歩していることや、
患者の生活の質を重視することなどの理由から、
通院での治療が増加傾向にあります。
■薬物療法について
新しい治療薬が登場し、一人ひとりの体質や、症状に合った薬を見つけることができるようになり、
治療の選択肢が広がっています。
①抗がん剤
近年では、"抗がん剤治療"が飛躍的に進歩しており、新たな抗がん剤の承認数も増えています。
長い間使われてきた薬剤も多く、全身に対して効果があることがわかっています。
病気の原因に関わる特定の分子だけを選んで攻撃する治療薬です。
正常な細胞へのダメージが抑えられるため、副作用の軽減が期待できます。
免疫が、がん細胞を攻撃する力を保つようにする治療薬です。
抗がん剤が効かなくなった進行がんに効果がある場合があります。
がんの成長を促すホルモンの分泌を抑えたり、ホルモンががん細胞に作用するのを抑えたりすることで、
がんの増殖を阻害する治療薬です。
主に、乳がん治療や前立腺がん治療などに用いられます。
⑤日本での未承認の治療薬
海外で有効性が証明され、承認されているものの、日本の薬事承認を得られていない薬もあります。
~ 合わせて以下コラムもご参考ください ~
■がんゲノム(遺伝子)医療とは?
■がんになったとき・相談サービスの必要性
■先進医療・患者申出制度
■高額療養費制度について
様々な治療方法がありますが、症状・体質によって、治療方法は人それぞれです。
無料相談を随時受付けておりますので、ご遠慮なく雄元までお問い合わせください。
がん情報については、弊社ホームページのリンク集も合わせてご参考ください。