
「がん」と「遺伝子」は、どのように関連があるのでしょうか。
今回は、「遺伝子」医療について、わかりやすくご紹介いたします。
1)がんと遺伝子の関係
・人間の細胞は、2万数千個の遺伝子でコントロールされています。
・「がん」の原因は、遺伝子が傷つき、その遺伝子が変異することで発生します。
・「ゲノム医療」は遺伝子の変異を調べ、その人に合った治療薬を見つけるために行われます。
・「臓器別」の治療から、遺伝子の変異に応じた薬で治療する「個別化医療」へと変化しています。
2)がん遺伝子パネル検査による「個別化医療」とは
・現在の「標準治療」では、原因となりそうな数個のがん細胞の遺伝子を調べ、
治療法を検討することも ありますが、複数のがんの遺伝子を一度に解析するのが
「遺伝子パネル検査」です。
・複数の変異や、変異の組み合わせを調べることで、より幅広く適切な治療法が検討できるように
なります。
・効果が期待できる薬がある場合には、臨床試験などを含めてその薬の使用を検討します。

(参考:がんゲノム情報管理センター ウェブサイトより)
3)がん遺伝子パネル検査を希望する場合
・ がん遺伝子パネル検査は、保険適用で行うには、固形がんの患者さんであることなど、
いくつかの条件を満たす必要があります。
・ 「標準治療(手術・放射線治療・薬物療法)」がない、または終了した場合に行われます。
・ がんの種類や全身状態によっては検査を受けられないことがあります。
・ 治療への情報が得られないこともあり、検査を受けて治療につながる割合は10%ほどと
報告されています。

(参考:がん情報サービス ウェブサイトより)
4)検査はどこで受けられるの?

保険診療によるがん遺伝子パネル検査は、国が指定した医療機関で受けることができます。該当医療機関は下記リンクをご参照くださいませ。
がん情報サービス:がん診療連携拠点病院などを探す
< がんゲノム医療について、詳細はこちら >
■国立がん研究センター がんゲノム情報管理センター(C-CAT)
■ 中外製薬 おしえて がんゲノム医療 (動画もわかりやすくおススメです!)
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