ここでは、2018年の京都大学名誉教授・本庶博士のノーベル賞受賞を機に日本でも更に注目を集めている
『免疫チェックポイント阻害薬』を用いた治療法をご紹介します。
■免疫チェックポイント阻害薬とは?
がんの機能と免疫の役割、免疫チェックポイント阻害薬についてポイントをまとめました。
POINT① 人には病原菌など異物を感知し、攻撃する事で体を守る「免疫」という機能が備わっています。
POINT② 免疫の力はとても強く、免疫が暴走しないよう防ぐ、「免疫チェックポイント」という力を抑制する仕組を備えています。(免疫にブレーキ)
POINT③ がん細胞は、この抑制する力をうまく使う機能を持っており、免疫に攻撃されないようになっています。
POINT④ その、免疫を抑制する力(免疫チェックポイント)を阻害する事で、免疫の力を取り戻しがんを攻撃してもらうのが「免疫チェックポイント阻害薬」を用いた治療法です。
■治療費・治療期間はどれくらい?
実際に免疫チェックポイント阻害薬・オブジーボを1年間投与した場合は薬価で1カ月約73万円、年間では約880万円※ほど、治療期間は一般的に2年間とされています。
がんの種類によって公的医療保険の適用になるものとならないものがありますが、保険適用になる治療であれば、高額療養費制度を利用することで毎月の治療費を軽減することができます。
※参照リンク:Medical DOC(がんの免疫療法薬「オプジーボ」とは)
まとめ
がんの治療方法は日に日に進化しています。
ご自身ががんになった時、どんな治療を受けたいかで備えておくものが変わってきますよね。
高額な治療費なのか、収入の補償なのか、一緒に考えてみませんか?
【情報リンク】
国立がん研究センター リンク ⇒ 免疫療法 もっと詳しく
がん情報サイト「オンコロ」 リンク ⇒ 免疫チェックポイント阻害薬
< 問い合わせ先 >
株式会社 雄元 保険部 【営業時間:平日8:30~17:15】
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